質問事項(質問と答え)

《保護者からの質問》
①65歳になると介護保険が優先され移行しなければならないのか?今の作業所に通所できなくなるのか?

➡︎はとぽっぽは、就労継続支援B型の事業所です。このサービスは介護保険には含まれていないサービスなので65歳になっても利用が可能です。従って、65歳になったからと言って制度的には、はとぽっぽに通所できなくなることはありません。なお、生活介護は介護保険におけるデイサービスと同様のサービスになるので、このサービスを受けている場合は原則、移行することになります。


②介護保険に移行した場合、負担金が発生するのか?以前、はとぽっぽを利用するのに、ひと月10,000円位の利用料を払ったこともあると聞いたが。

➡︎介護保険に移行した場合には、原則、受けたサービスに対する自己負担(10パーセント)が必要になります。ただし、所得に応じて負担限度額があるようです。詳しくは介護保険担当課へ。
障害福祉サービスも、種々、制度変更がなされてきています。その中で一時、負担金が必要な時期がありました。現在の利用者負担については、『べんり帳』の29ページに掲載してあります。具体的には
住民税が課税されているか否かで利用者負担額が算定されます。平成22年4月1日からは、市民税非課税世帯の利用者については、利用料が無料となっています。


③障害福祉サービス受給者証の見方を説明してほしい。障害種別って?障害支援区分って?

➡︎障害種別は大田市の場合、以下の通りです。
1 身体 2 知的 3 障害児
4 精神 5 難病
➡︎障害支援区分は、障害の多様な特性その他の心身の状態に応じて必要とされる標準的な支援の度合い示したものです。さまざまな障害の特性を考慮して作成された80項目の調査を行い、障害支援区分認定審査会の審査・判定により、必要な支援の度合いによって
「非該当」もしくは「区分1〜区分6」の6段階で認定されます。


④はとぽっぽの利用者も最近スマイルや清風園を利用する人が増えたが、あの事業は?該当する人は?手続きは?

➡︎スマイルや清風園のサービスには、「生活介護」や「短期入所」などがあります。
・「生活介護」では、昼間に創作活動なとをしている方もおられます。
・「短期入所」は、介護者が、病気など事情により見る人がいない場合、施設に泊まれるサービスです。(入所訓練のために宿泊することも可能)
・申請書の提出により利用が決定されます。
・「生活介護」には判定による区分3
「短期入所」には区分1以上の認定が必要です。


⑤相談支援事業所の支援員の役割は?

➡︎支援員とは、介護保険で言うところのケアマネさんです。何か困り事があった時にまず相談する相談先が支援員です。相談を受けてアドバイスしたりサービス利用計画の作成を行います。介護保険のケアマネと同じように、どんどん相談されてよいと思います。今後、支援員の役割の重要性の理解を深めていきたいと思います。


⑥保護者が病気になって面倒が見れなくなったり、亡くなるなどした場合、どんな制度が利用できる?その時、本人に貯蓄があると福祉サービスを受けるのに負担金が発生するのか?以前、本人の通帳のコピーを提出したことがあるが。

➡︎保護者の方が将来について漠然とした不安を抱えておられることはよく理解できます。具体的に考えると、まず、どのようなサービスを求めておられるかが第一です。住む場所であれば、グループホーム・入所・短期入所ですし、日中であれば、はとぽっぽのような就労継続支援、スマイル・清風園のような生活介護も考えられます。また、介護保険に移行した場合には、同様な入所やデイサービスもあります。
➡︎負担金については、課税状況によって一部負担金が発生する場合がありますが、貯蓄額は関係しません。
(なお、介護保険の場合には、預金通帳の写しの提出を求められるようです)


⑦後見人制度って?どんな人がなるの?どんな時に必要になるの?後見人による不正の話題も聞くが。

➡︎後見人制度については、別紙パンフレットをご覧ください。

《施設からの質問》
①はとぽっぽが作成する「個別支援計画」と「相談支援事業所が作成する「サービス等利用計画」との関係は?

➡︎「サービス等利用計画」は障害福祉サービスの利用やその他の支援策を含めて相談支援専門員が作成する生活設計書、トータルプランです。また、「個別支援計画」は、具体的なサービス提供の方針に従い、サービス管理責任者が作成する身近なプランです。


②平成28年4月から「障害者差別解消法」がスタートしたが、どんな内容で、私たちは何をしたらよいのか?

➡︎内閣府のパンフレットがありますが、身近な問題から真に障害を理由とした差別の解消に向けて、一人ひとり考え研修していく必要があると思います。


③障害者年金について、工賃等の収入が多くなっても貰えるのか?

➡︎基本的には、工賃収入があっても貰えます。ただ、所得が360万円を超すような場合は制限がかかることもあります。概略ですが、
一人世帯の場合
所得が360万4千円超え・・1/2支給
462万1千円超え・・支給停止となります。


④各種助成制度、割引制度を教えてください。

➡︎福祉医療助成制度を始め、タクシーやJR、バス、ケイタイ電話の割引制度がありますので、『べんり帳』を参考にして利用してください。


⑤自宅利用のサービスとして、ホームヘルプがありますが、どんなことがしてもらえますか?それ以外に何かサービスがありますか?

➡︎居宅において、入浴、排泄、食事などの介護、調理、洗濯、掃除などの家事や生活に関する相談や助言、援助があります。

《その他》
①今後、保護者や福祉法人に望むことは?

➡︎今回、保護者会でこのような研修会を開催されたことは本当に素晴らしいことだと思います。今後、どのようなサービスを利用していくのか不安に思われたら、ぜひ相談支援員を頼って欲しいと思います。ですが、相談事業所は大田市には二つの事業所しかなく、職員も限られているのが現実です。法人に対しては相談事業所を増やす方向でのあり方を望みます。そのことによって利用者の思いに添えることにもなっていくと思います。
今回の研修会で、私たちも保護者の方への説明不足を感じています。保護者の皆さまにもぜひ気軽に質問や意見を頂けると喜びます。

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